【2学期の学級開き】

かかわり方

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うちのクラスには、こういう手作りのベンチが6つあります。

(ベンチの使い方については、また後日お伝えします)

2学期始まって、朝の会でこのベンチに座ってもらったのですが、

そのアンバランスさが、なかなかでした。

男子が5つ使い。女子が1つ使う。しかも、女子が6人あぶれる。

「(ちゃんと平等に座ってほしいなぁ)」

と、心のなかでは思いながらも、始業式しょっぱなから、

子どもたちの心を冷やしてしまっては、

いけないということで、その日は特に何も言いませんでした。

次の日に、

「男子3つ、女子3つで座りなさい」と言おうかどうか迷ったときに、

友人に相談しました。(スイカのTシャツhttp://kenji56.hatenablog.com/

もらったアドバイスは、

「そうしちゃうと、男女アンバランスで座れていないことを逆に認識させてしまう気がするんだよね。僕らから見るとアンバランスな感じが彼らにとってはバランスがいいんだと思う。不安とかちょっと恥ずかしいとかで。だから、ここはうっかりやいい意味のしぶしぶ感の出るように環境を作ってあげたらどうだろう?

太字の部分が目から鱗でした。

1学期に、どんなにいい感じの雰囲気のクラスになっていたとしても、

2学期のスタートは、4月の最初のような気持ちで、担任として、子どもたちを見ていく必要があります。先生だって、始業式は、ドキドキしていたり、不安だったりするのだから、子どもたちだって同じなんです。

そして、実際にアドバイスを受けてやってみたアクティビティは、

①朝起きた時間でサークル

・似たような時間で男子は男子、女子は女子で固まってしまった。

あんまりうっかり感はなし。

②下の名前順でサークル

・これは、見事に男女固まらずに座ることができた。

・お互いに名前を呼んでいていい感じ

③トランプでペア 男子はクローバーとスペードをひき、女子はハートとダイヤ

そして、ハートとクローバー スペードとダイヤ、同じ数字でペア 

・男女が、ペアを探しながら、ちょっと照れながらペアを作って隣同士に

座ることができていた。少しずつ男女間の照れが減ってきた?

④ペア版 ハブユーエバー

・自由にペアを作ったので、男子は男子、女子は女子のペアを作る人が多かった。

ここは、せっかくだから男女のペアを作ってもらってもよかったかな。

・でも、男女関係なくペアを作っていた。女子が、男子をひっぱっていく姿とか、

ほほえましい(笑)

・まだ、1回もペアを作っていない人と組もうということで制限をしても

よかったかもしれない。それは、次回以降のチャレンジということで。

⑤拍手インパルス  1発拍手と2発拍手。

・タイムを自分たちで決めて、タイムを早くするためのアイディアを出していて

いい感じ。

⑥体験学習サイクルの説明とふりかえりジャーナル

子ども達のジャーナルより、

「今日は、男女がこんごうで、みんなで1つになれてよかったでござる!今回みたいに男女バラバラの方が良いと思う。とりあえずやってみよう!」 「みんなで協力していろんな案を出したから絆が生まれた!?」 「手をたたくやつは、いいアイディアを出していたから、楽しく速くできたと思う。」 「謎の団結力が生まれた。いろいろな作戦が生まれたからだと思う。」

継続して、どんどんチャレンジを積み重ねていこう!

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