協同学習でレゴと粘土を使う

社会科・探究学習

日清戦争日露戦争と、ミニホワイトボードや模造紙で、戦争の予防策を考えるということをやっていたのだけれども、Most Likely To Succeedという映画を観て「作りながら学ぶ」って魅力的だなぁと。

ということで、100均で粘土を買い、Amazon で安いレゴのようなもの(?)の人形を買って、第一次世界大戦を防ぐためには、どのようにすればよかったのか。ということを6人班で考えてもらいました。作成時間は約30分。

最初は、みんな戸惑いすぎて、全然議論が深まらず。私は、だんだんと時間がなくなってきたので、焦ってきて、つい口を出したくなるのですが、その気持ちがぐっとこらえていました。すると、気づいたら、一気に生徒が作り始めるのが面白い。

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条約を結んでパレードをするらしい。

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あさりがり制度、と班のメンバーは命名。

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ベルリンの壁のようなものを、バルカン半島に設置し、仲良くなったら開くことができる門を作成したいそうだ。

その班で一人残ってもらって、いろんな班からの見学者に発表をする形式。たくさんの質問をされている班もありました。

自分の班に戻ってきたら、

「このバルカン半島の分割の案は、ぜんぜん詰めてなかったなー。質問されて答えられなかったよー」という班。

ここで、もう1回、作成したモデルを作り変える時間があってもよかったなぁ。

45分の時間は、あっというまでした。

やってみて思ったのは、手を使いながら考えるということで、模造紙やミニホワイトボードだけの話し合いでは産まれなかったアイディアが産まれるんだなぁということ。それに、子どもたちのアイディアが具体的に見えるものになっていく過程が非常に面白いです。

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