【教室での個別学習チャレンジ⑧ 絵の才能】

社会科・探究学習

個別学習の時間に、いつも教室内を動き回って、ついつい人の邪魔をしてしまう生徒がいます。一斉授業のときは、落ち着いているのだけども。

そして、ホントは人の邪魔をしてしまうのは、良くないというのは、よーく分かっているので、本人は後で落ち込んでしまうのです。さらに、落ち込んだところに、教師からの注意で、もっと落ち込むという悪循環。

「ちゃんと座って、個別学習しなくちゃいけないじゃないか!」

という、注意をしても、お互いにいい気分にはならないし、何も生まれない。

そこで、気づいたのが、「その子の才能を活かしてみよう」ということ。

「ねぇねぇ、ノートに、今日の授業のまとめを書いてみてよ。それを、コピーしてみんなに配るからさ」

そして、書いたノートが以下のような感じ。

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子どもたちは、嬉しそうに、それを自分のノートにぺたぺたと貼る。

そして、その様子を絵の作者は見ながらニンマリ。

それ以降は、注意をしなくても大丈夫になりました。

一人ひとりの子に、どういう才能があるのか、どういう長所があるのか。

そのようなことをじっくりと見ていこうという気持ちになる個別学習チャレンジは、

自分にとっても大きなチャレンジとなりました。

これからは、次の段階に行きたいと思います。

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